ヨガインストラクターになるための第一歩として重要なのが、インストラクター養成スクールの選び方です。数多くのスクールが存在する中で、どのスクールが自分に合っているのかを見極めるのは少し難しいかもしれません。本記事では、失敗しないスクール選びのポイントや注意点を分かりやすく解説します。あなたの目標達成をサポートするための最適なスクール選びに役立つ情報となっていますよ！
RYT200養成スクール選びのポイント
RYT200を取得できるスクールは、全国に150校ほど存在します。まずは当たりをつけて候補を絞ってみてください。その際に着目するポイントは次の３つです。特に３つ目のポイントに重点を置くとよいでしょう。
認定されているか確認する（大前提）
RYT200の養成スクールを選ぶ際、まず確認すべきはそのスクールがヨガアライアンスに認定されているかどうかです。認定されているスクールであれば、カリキュラムがヨガアライアンスの基準を満たしており、まじめに取り組んだ人は皆、卒業の時点で確実に一定のレベルに達することができます。また、正式なRYT200の資格を取得することができるのは、認定スクールでのトレーニングを修了した人のみです。
スクールの評判と口コミをチェックする
スクールの評判や口コミは非常に参考になります。インターネット上のレビューサイトやSNSで、実際にそのスクールでトレーニングを受けた人々の声を調べてみましょう。ポジティブなフィードバックが多いスクールは、信頼できる可能性が高いです。特に、インストラクターの質やカリキュラムの充実度、サポート体制についての口コミを重視しましょう。
カリキュラム内容を確認する
RYT200のトレーニングプログラムには、アーサナ（ポーズ）、プラーナーヤーマ（呼吸法）、メディテーション（瞑想）、解剖学、哲学など、幅広い内容が含まれます。スクールごとにカリキュラムの詳細や重点の置かれ方が異なるため、自分の学びたい内容がしっかりと含まれているかを確認しましょう。「〇〇先生のレッスンが大好きで〜」ということであれば、その先生が講座を開講していないかチェックするのもひとつの手です。（例えば、過去には大人気ヨガ講師の綿本彰先生などもRYTの短期合宿を主催されていました）
とはいえ、特にこだわりがない、何が自分に合っているのか分からない、といった方も多いでしょう。その場合は、ハタヨガベースで幅広くヨガの知識を得られるスクールをおすすめします。ほとんどのインストラクターはRYT200のトレーニングを通して「自分はどんなヨガが好きなのか」を知る→資格取得後に特定の分野についての学びを深める、というステップを踏んでいますので、現時点で明確な目標がなくても大丈夫ですよ。
トレーニング環境とサポート体制
ある程度候補が絞れたところで、スクールの詳細部分を比較していきましょう。以下で紹介する３つのポイントは、これから始まる200時間のトレーニングを有意義なものにするために非常に重要なポイントです。妥協せず、ここなら絶対に充実した学びの時間を過ごせると思えるスクールを探してみてください。
当サイトでも、様々な角度からおすすめのスクールを厳選してご紹介していますので参考にしてくださいね！
クラスの規模とインストラクターの質
クラスの規模が大きすぎると、一人ひとりに十分な指導が行き届かない可能性があります。少人数制のクラスを提供しているスクールを選ぶと、よりきめ細やかな指導が受けられるでしょう。また、インストラクターの質も重要です。RYT500などの上級資格を持つインストラクターが指導者として多数在籍しているスクールや、卒業生の輩出実績が多いスクールは質の高いトレーニングが期待できます。
トレーニング施設と設備
トレーニングを行う施設や設備も重要なポイントです。快適な環境で学ぶことで集中力が高まり、効果的に学習を進めることができます。スクールのウェブサイトや見学会に参加して、施設の雰囲気や設備の充実度を確認しましょう。また、オンラインでのトレーニングを提供しているスクールもありますので、自分のライフスタイルに合った形式を選ぶことも検討してみてください。
サポート体制とアフターケア
トレーニング期間中に浮かんだ疑問・質問をその場で解決できるかどうかは学びを深める上での最重要事項です。200時間の中でどれだけヨガを深めることができるかでスクールに対する満足度は大きく変わると思います。また、卒業後の進路で迷ったときにどんなサポートがあるか、レッスンのリテイクや振替受講、休学制度の有無も必要であれば確認しておきましょう。
トレーニング期間中だけでなく、終了後のサポート体制も重要です。例えば、資格取得後のキャリアサポートや継続教育の提供、スクールの先生との切れ目ない交流が続くか、卒業生コミュニティなどが含まれます。これらのサポートが充実しているスクールを選ぶと、長期的なキャリア形成に役立ちます。意外とないがしろにされがちですが、卒業生のネットワークは現場に出ていく上で大切なポイントでした。
大手スクールを卒業した私は、どの職場でも同じスクール出身の方に出会えるため、すぐに打ち解けることができ非常に助かってます！
費用とスケジュール
理想のスクールがかなり絞れたところで、最後に必ず卒業できるスクールかどうかを検討してください。資格の取得にはお金がかかりますし、どんなに良いスクールでも卒業できなければ意味がありません。200時間の学びというのは実際に経験してみると、かなり骨の折れるものでした。それだけのお金と時間と体力精神力を削って受講するわけですから、現実的に考えて卒業できるか否か、もう一度冷静に考えるとよいでしょう。
費用の比較
RYT200の取得費用はスクールによって大きく異なります。費用には、授業料のほか、教材費や試験費用などが含まれていることがあります。目安として40-70万円程度が相場かと思われます。複数のスクールを比較し、自分の予算に合ったスクールを選んでください。また、スクールによっては特別割引が発生することもあります。予算に見合わないからと諦める前に、直接スタジオに確認してみることをおすすめします。
スケジュールの柔軟性
トレーニングプログラムのスケジュールも、自分の生活スタイルに合わせて選ぶことが重要です。例えば、一概に200時間といっても
- 集中して短期間で修了するもの（１ヶ月〜半年）
- 週末や夜間に行われるもの（１年〜１年半）
- 海外で合宿形式で行われるもの（約１ヶ月）
- オンライン形式のもの
などがあります。自分のライフスタイルや他の予定に合わせて、最適なスケジュールのスクールを選びましょう。
小さいお子さんがいる方やスケジュールについていけるか不安な方は、振替受講の可否も併せて確認してみてください☺️
まとめ
RYT200養成スクールを選ぶ際には、認定状況、評判、カリキュラム内容、トレーニング環境、サポート体制、費用、スケジュールなど、様々なポイントを総合的に考慮することが重要です。自分の目標やライフスタイルに合ったスクールを選ぶことで、充実した学びとキャリアのスタートを切ってください。
また、一人で全ての条件を満たすスクールを探し出すのはとても大変かと思いますので、インストラクター目線で絶対におすすめできるスクールを下記にまとめています。スクール選びの参考にぜひご利用ください。
